目次
この記事でわかること
- 原料原産地表示制度の基本ルール
- 乾燥野菜を原料に使う場合の表示方法
- 「国内製造」と「国産原料」の決定的な違い
- 表示例とよくある間違い
原料原産地表示制度の概要
2022年4月から完全施行された制度で、国内製造のすべての加工食品に重量順1位の原料の原産地表示が義務づけられています。
乾燥野菜を加工食品の原料として使う場合、正しく理解しておく必要があります。
乾燥野菜の原産地表示方法
国別重量順表示(基本)
原料の原産国を使用量の多い順に表示。
– 「乾燥キャベツ(国産)」
– 「乾燥にんじん(中国産、国産)」
製造地表示
仕入先が変動する場合は製造地で表示可能。
– 「乾燥ほうれん草(国内製造)」
「国内製造」と「国産」は全く違う
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 国産 | 原料の野菜が日本で栽培されたもの |
| 国内製造 | 日本の工場で乾燥加工されたもの(原料産地不問) |
「国内製造」の乾燥野菜は、中国で栽培された野菜を日本で乾燥させた製品の可能性があります。消費者が「国内製造=国産」と誤認するケースが多く、消費者庁も注意喚起を出しています。
よくある表示の間違い
| 間違い | 正しい表示 |
|---|---|
| 「乾燥野菜(国内)」 | 「乾燥野菜(国産)」or「(国内製造)」 |
| 重量順の間違い | 実際の使用量の多い産地を先に |
| 又は表示の乱用 | 過去実績に基づく割合順で記載 |
自社製品で使う場合のチェックリスト
- □ 原料の栽培地を確認したか
- □ 「国内製造」か「国産原料」か区別しているか
- □ 重量順1位の原料に原産地表示を入れているか
- □ サプライヤーから産地証明書を入手しているか
Agritureの乾燥野菜は国産原料100%。産地証明書・ロットごとのトレーサビリティ情報を提供しています。
よくある質問
Q1: 業務用仕入れでも原産地確認は必要?
BtoB取引での表示義務は免除されるケースもありますが、自社製品の正確な表示のため確認は必須です。
Q2: 罰則はありますか?
食品表示法違反には最大1億円の罰金。原産地偽装は特に厳しく取り締まられています。
Q3: ブレンド使用時の表示は?
最も重量割合が高い野菜の原産地を表示します。
Q4: 原産地が頻繁に変わる場合は?
「又は表示」が使えます。過去実績の割合順で記載。
Q5: 消費者からの産地問い合わせ対応は?
「国内製造」製品への問い合わせが増えています。サプライヤーから最新の産地情報を常に把握しておきましょう。
