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オフィスおやつ導入ガイド|置き型サービス8社の料金・品揃え比較

オフィスおやつ導入ガイド|置き型サービス8社の料金・品揃え比較

「オフィスにおやつを置きたいけど、サービスが多すぎてどれを選べばいいかわからない」

総務担当者からこんな相談を受けることが増えました。リモートワークからオフィス回帰が進む中で、オフィス環境の充実を図る企業が増えているんですよね。中でも「置き型おやつ」は導入ハードルが低く、従業員満足度への即効性が高いことから、注目を集めています。

この記事では、主要な置き型おやつサービス8社を料金・品揃え・サービス内容で比較し、導入時の判断材料を整理します。

この記事でわかること

  • 主要8社の料金体系と品揃えの違い
  • 企業規模別のおすすめサービス
  • 導入から運用までの具体的な流れ
  • 経費処理の方法と税務上の注意点
  • 健康経営の観点からのおやつ選びのコツ
目次

オフィスおやつサービスとは?導入が急増する理由

置き型おやつサービスの基本的な仕組み

オフィスおやつサービスとは、専用のボックスや棚をオフィスに設置し、定期的にお菓子や飲料を届けてもらうサービスです。従業員はその場で好きなものを選んで食べられます。

仕組みは大きく2つに分かれます。

種類 仕組み 費用負担
企業負担型 企業が月額料金を支払い、従業員は無料で利用 企業が全額負担
従業員負担型(設置型コンビニ) 専用の什器を設置し、従業員がキャッシュレスで購入 従業員が購入分を負担

最近は企業負担型が主流です。月額数千円から始められるため、福利厚生の中でもコストパフォーマンスが高い施策として評価されています。

導入が増えている3つの背景

1. オフィス回帰の流れ

コロナ禍のリモートワークからオフィス勤務に戻す企業が増える中、「出社したくなるオフィスづくり」が経営課題になっています。おやつの常備は、その手軽な解決策の一つです。

2. 健康経営への対応

健康経営優良法人の認定基準に「食環境の整備」が含まれているため、健康的なおやつの提供が評価ポイントになります。ナッツやドライフルーツ、乾燥野菜チップスなど、栄養面で優れたおやつを選べばダブルの効果が狙えます。

3. コミュニケーション促進

おやつコーナーが自然な会話のきっかけになるという効果も見逃せません。部署を超えた雑談が生まれやすく、チームビルディングの補助ツールとして活用している企業もあります。

導入企業の満足度データ

オフィスおやつを導入した企業の調査によると、従業員満足度は平均で12ポイント上昇しています。特に「会社への帰属意識が高まった」と回答した従業員は約7割にのぼります。月額1万円程度の投資でこれだけの効果があるなら、率直に言ってかなりコスパがいいですよね。

置き型おやつサービス8社を徹底比較

各社の料金・品揃え・特徴一覧

以下に主要8社のサービスを比較しました。

サービス名 月額料金(税込) 品数 最低利用人数 特徴
オフィスグリコ 設置無料(従業員購入型) 約120種 50名〜 知名度No.1、グリコ商品中心
snaq.me office 27,500円〜 約100種 10名〜 無添加・自然派が強み
OFFICE DE YASAI 要問合せ 約60種 15名〜 野菜・フルーツ中心
おかしのマーチ 3,278円〜 約40種 制限なし 小規模企業に最適の低価格
Snack Me Box 11,000円〜 約50種 5名〜 クラフトお菓子のセレクション
TukTuk 設置無料(従業員購入型) 約200種 30名〜 品揃え豊富、決済端末設置
パンフォーユー オフィス 8,800円〜 約30種 10名〜 冷凍パン専門のユニーク路線
みんなの食堂 16,500円〜 約80種 20名〜 お惣菜・弁当もカバー

※料金はプランや配送頻度により変動します。最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。

健康志向で選ぶならこの3社

健康経営を意識するなら、おやつの栄養面にもこだわりたいところです。

snaq.me officeは人工甘味料・合成着色料・保存料を使わない「無添加おやつ」に特化しています。マルシェで見つけたような素朴なお菓子が届くので、健康意識の高い従業員から特に好評です。

OFFICE DE YASAIはその名のとおり野菜とフルーツがメイン。カットフルーツやサラダも届くため、食事代わりに利用する従業員もいます。冷蔵庫の設置が必要な点は注意が必要です。

そしてもう一つの選択肢が、乾燥野菜チップスを中心としたラインナップです。私たちAgritureの乾燥野菜は、京都産の規格外野菜を低温乾燥で加工しており、砂糖や油を使わずに野菜本来の甘みを引き出しています。常温保存できるため冷蔵庫不要で、小規模オフィスでも気軽に導入できるのがメリットです。

コスト重視で選ぶならこの3社

「まずは低予算で試してみたい」という企業には、以下の3社がおすすめです。

サービス名 月額の目安(20名規模) 1人あたり月額 特徴
おかしのマーチ 約3,300円 約165円 最安値クラス、小規模向け
オフィスグリコ 0円(従業員購入型) 0円(企業負担なし) 企業負担ゼロで始められる
Snack Me Box 約11,000円 約550円 中価格帯でバランスが良い

オフィスグリコは企業側の費用負担がゼロなので、「とりあえず置いてみよう」に最適です。ただし従業員が自腹で買う形式のため、福利厚生としてのインパクトはやや薄めです。

大企業向けのサービス選び

従業員100名以上の企業では、以下のポイントが重要になります。

  • 複数拠点への対応:本社だけでなく支店にも展開できるか
  • 決済システム:キャッシュレス決済に対応しているか
  • 利用データの提供:利用状況のレポートが出るか(健康経営の効果測定に使える)
  • カスタマイズ性:アレルギー対応や商品の入れ替えリクエストができるか

この条件を満たすのはオフィスグリコ、TukTuk、OFFICE DE YASAIの3社です。特にTukTukは決済端末の設置からデータ分析まで一気通貫で対応しており、大企業での導入実績が豊富です。

導入の具体的な手順と準備

ステップ1:社内ニーズの把握

導入前に、従業員へ簡単なアンケートを取りましょう。確認すべき項目は以下のとおりです。

  • おやつサービスを利用したいか(利用意向)
  • どんなおやつが嬉しいか(甘いもの、しょっぱいもの、健康系など)
  • アレルギーの有無
  • 利用したい時間帯(10時、15時、残業時など)

アンケートを取ること自体が「会社が従業員の声を聞いてくれている」というメッセージになります。回答率が低くても、聞く姿勢を見せることに意味があります。

ステップ2:サービスの比較検討と試食

候補を2〜3社に絞ったら、試食サンプルを取り寄せましょう。多くのサービスが無料の試食セットを提供しています。

試食の際のチェックポイントは以下です。

チェック項目 確認内容
従業員5〜10名に試食してもらい感想を収集
賞味期限 常温保存できるか、どのくらい持つか
個包装 衛生面で個包装されているか
栄養表示 カロリーやアレルギー情報が明記されているか
配送頻度 週1回か月2回か、自社のペースに合うか

ステップ3:設置場所の確保と運用ルール策定

設置場所は「人が自然と通る場所」が鉄則です。休憩室の入り口付近、コーヒーマシンの隣、コピー機の近くなどがおすすめです。

運用ルールとして最低限決めておくべきことは以下です。

  • 1日の利用上限(1人2〜3個が一般的)
  • 持ち帰りの可否(基本は社内利用のみが多い)
  • 補充の担当者とタイミング
  • アレルギー事故時の対応フロー

ステップ4:導入後のフィードバック収集

導入から1か月後に、簡単な満足度調査を実施しましょう。「どのおやつが人気か」「改善してほしい点は何か」を聞くことで、サービスの最適化が進みます。

人気商品と不人気商品のデータを蓄積すれば、次回の発注でラインナップを調整できます。この「改善の記録」は、健康経営度調査の効果測定にもそのまま使えますよ。

経費処理と税務上の注意点

福利厚生費として計上するための条件

オフィスおやつの費用を福利厚生費として処理するには、以下の条件を満たす必要があります。

条件 内容
全従業員が対象 特定の部署や役職に限定しないこと
社会通念上の金額 1人あたり月額3,500円以内が目安
社内で消費 持ち帰りではなくオフィスで食べることが前提
記録の保管 納品書・請求書を保管し、利用者数を把握

1人あたりの月額が3,500円を超えると「給与」として扱われる可能性があるため、注意が必要です。20名規模で月額3万円程度のサービスなら問題なく福利厚生費で処理できます。

消費税の取り扱い

オフィスおやつの購入費用は、食品の購入として軽減税率(8%)が適用されます。ただし、サービスの月額料金の中に配送料やサービス料が含まれている場合、その部分は標準税率(10%)になることがあります。請求書の内訳を確認しておきましょう。

インボイス制度への対応

サービス提供者がインボイス登録事業者であることを確認してください。主要なオフィスおやつサービスはほぼ全社がインボイス対応済みですが、小規模な地域サービスを利用する場合は確認が必要です。

健康経営の視点で考えるオフィスおやつ戦略

「なんとなくお菓子を置く」から脱却する

健康経営を意識するなら、おやつの中身にもこだわりましょう。以下のような商品構成がおすすめです。

カテゴリ 商品例 期待できる効果
ナッツ類 アーモンド、くるみ、カシューナッツ 良質な脂質、集中力維持
ドライフルーツ マンゴー、クランベリー、レーズン ビタミン・ミネラル補給
乾燥野菜チップス にんじん、れんこん、ごぼう 食物繊維、野菜不足の解消
高カカオチョコレート カカオ70%以上のチョコ ポリフェノール、リラックス効果
グラノーラバー 全粒穀物ベースのバー 腹持ちが良く、間食の満足感

Agritureの乾燥野菜チップスは、京都の農家から仕入れた規格外野菜を無添加で加工しています。「野菜を食べている」という実感があるため、健康意識の啓発ツールとしても機能するんですよね。

おやつの選択がデータになる

健康的なおやつと一般的なおやつを並べて置き、どちらがどれだけ選ばれるかを記録する。これだけで「従業員の健康意識の推移」というデータが取れます。このデータは健康経営度調査の効果測定にも活用できますし、施策の改善にも使えます。

食育のきっかけとしてのおやつ

おやつの提供と併せて、月1回の「おやつトリビア」を社内で発信するのも効果的です。「今月のおやつに入っているクルミには、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています」といった情報を添えるだけで、食への関心が自然と高まります。

よくある質問

Q1: オフィスおやつの導入で従業員の生産性は本当に上がりますか?

直接的な因果関係を証明するのは難しいですが、間接的な効果は確認されています。血糖値が下がる午後2〜3時にナッツや高カカオチョコレートを摂取すると、集中力の低下を防げるという研究結果があります。また、おやつタイムがリフレッシュの機会になり、午後の作業効率が向上したと回答する従業員は約65%にのぼります。

Q2: アレルギー対応はどうすればいいですか?

まず導入前に全従業員のアレルギー情報を把握しましょう。多くのサービスではアレルゲン表示が商品パッケージに記載されています。ナッツアレルギーの従業員がいる場合は、ナッツ類を含まないセットを選ぶか、設置場所を分けるなどの対応が必要です。万が一に備えて、事前に対応フローを決めておくと安心です。

Q3: 衛生管理で気をつけることは何ですか?

個包装の商品を選ぶことが基本です。賞味期限の管理は週1回のチェックで十分ですが、担当者を決めておきましょう。夏場は常温保存できる商品を中心にし、チョコレートなど溶けやすいものは避けるか、冷蔵庫を併用してください。

Q4: 従業員が食べすぎてしまう場合の対策は?

「1日2個まで」などのゆるいルールを設けるのが一般的です。強制力を持たせすぎると逆効果なので、ポスターやPOPで「おすすめの食べ方」を提示する程度がちょうどいいでしょう。小分けパックの商品を選ぶことで、自然と食べすぎを防ぐこともできます。

Q5: 導入後に利用率が下がってきた場合はどうすればいいですか?

マンネリ化が原因であることがほとんどです。対策としては、月1回のラインナップ変更、季節限定商品の導入、従業員からのリクエスト制度の導入が効果的です。「今月の新商品」を告知するだけでも、利用率は回復する傾向があります。

Q6: 置き型おやつサービスは解約しやすいですか?

多くのサービスが最低利用期間を設けています(3か月〜6か月が一般的)。契約前に解約条件を必ず確認してください。什器をレンタルしている場合は返却の手続きも必要です。おかしのマーチやSnack Me Boxは比較的柔軟な解約条件を設定しています。

まとめ

オフィスおやつの置き型サービスは、低コストで始められる福利厚生施策として非常に優秀です。

選び方のポイントを改めて整理すると、以下のとおりです。

重視するポイント おすすめサービス
健康志向 snaq.me office、OFFICE DE YASAI
低コスト おかしのマーチ、オフィスグリコ
品揃えの豊富さ TukTuk、オフィスグリコ
大企業対応 オフィスグリコ、TukTuk、OFFICE DE YASAI
小規模企業 おかしのマーチ、Snack Me Box

健康経営を意識するなら、ナッツ、ドライフルーツ、乾燥野菜チップスなど栄養価の高いおやつを組み合わせると、健康経営度調査の評価アップにもつながります。

まずは2〜3社から試食サンプルを取り寄せて、従業員の反応を見てみることから始めてみてください。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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