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10人以下の小規模オフィスでも始められる食事福利厚生プラン

目次

この記事でわかること

  • 10人以下のオフィスに最適な食事福利厚生の選び方
  • 月額1万円以下で始められる具体的なプラン
  • 省スペースで導入できる食事環境の作り方
  • スタートアップが食事福利厚生で採用力を上げた事例
  • 導入時に使える助成金・税制優遇の情報

「食事の福利厚生って、大企業だけの話でしょ?」

そう思っている経営者の方、実は多いんです。社員食堂を作るには数百万円の初期投資がいるし、宅配弁当も最低注文数が20食からだったり。確かに従来型の食事福利厚生は、小規模オフィスには向いていませんでした。

でも、ここ数年で状況は大きく変わっています。

月額1人あたり500円から始められるサービスも出てきていますし、冷蔵庫1台分のスペースがあれば導入できる仕組みも増えました。10人以下のオフィスだからこそ、一人ひとりに合った食事環境を作れるメリットもあります。

この記事では、小規模オフィスの経営者に向けて、低予算・省スペースで実現できる食事福利厚生のプランを具体的にお伝えします。

小規模オフィスの食事環境が抱える3つの課題

コンビニ・外食頼みの昼食事情

少人数のオフィスでは、昼食といえばコンビニか近くの飲食店というのが定番ですよね。

ただ、毎日コンビニ弁当だと栄養バランスが偏りますし、外食は1回800〜1,200円と出費もかさみます。月に換算すると1人あたり1.6〜2.4万円。年間では約20〜30万円を昼食だけに使っている計算です。

従業員にとっても、「毎日同じ店の同じメニュー」というマンネリは地味にストレスになります。

給湯室・キッチンスペースの限界

小規模オフィスでよくあるのが、給湯室が極端に狭い、もしくはそもそもないという問題です。

電子レンジと電気ケトルは置けるけど、それ以上の調理スペースはない。冷蔵庫も小型の1台だけ。こういう環境では、弁当を持参するにも保管場所に困ります。

少人数ゆえの「最低注文数」の壁

食事福利厚生サービスの多くは、最低注文数が20〜30食からに設定されています。10人以下のオフィスだと、この最低ラインに届きません。

「いいサービスを見つけたのに、うちの規模じゃ使えない」。これが小規模オフィスの食事福利厚生を阻む最大の壁です。

月額1万円以下で始める食事福利厚生5つのプラン

プラン1:乾燥野菜・フリーズドライの常備(月額3,000〜8,000円)

最もハードルが低いのが、オフィスに健康的な食品を常備する方法です。

乾燥野菜のスープ、味噌汁、雑炊など、お湯を注ぐだけで食べられるものを休憩スペースに置いておく。たったこれだけで、食事環境は大きく変わります。

メリット 詳細
初期コストゼロ 設備投資不要、電気ケトルがあればOK
保管スペース最小 常温保存で棚一段分
賞味期限が長い 乾燥野菜は6か月〜1年程度
フードロスが出にくい 必要なときに必要な分だけ使える
栄養バランスの補完 コンビニ弁当+野菜スープで栄養アップ

私たちAgritureは京都で乾燥野菜を製造していますが、オフィス常備用として少量パック(10食入り〜)も取り扱っています。九条ねぎや聖護院大根など、京都ならではの素材を使ったスープは「コンビニ弁当のお供に最適」と好評です。

10人のオフィスなら月額3,000〜8,000円程度で、毎日1杯のスープを提供できます。

プラン2:食事補助チケット・電子マネー支給(月額5,000〜10,000円)

コンビニや近隣の飲食店で使える食事補助を支給する方法です。

1人あたり月額3,500円まで、かつ従業員が同額以上を自己負担する場合、福利厚生費として非課税になります。つまり、会社は経費として計上でき、従業員は所得税がかからないというWin-Winの仕組みです。

項目 内容
会社負担上限(非課税) 月額3,500円/人
従業員の自己負担条件 食事代の50%以上
10人の場合の月額コスト 35,000円
年間コスト 420,000円
税務上の扱い 福利厚生費(非課税)

最近は、専用アプリで利用できる食事補助サービスも増えています。コンビニ・飲食店での支払い時にアプリを提示するだけなので、運用の手間もほとんどかかりません。

プラン3:週1〜2回のケータリング・弁当デリバリー(月額5,000〜10,000円)

毎日は難しくても、週1〜2回だけ弁当をデリバリーするという手もあります。

「毎週水曜日は会社がランチを用意する日」というルールにすれば、チームのコミュニケーション活性化にもつながります。

10人規模なら、1食800円 x 10人 x 月4回 = 月額32,000円。1人あたり月3,200円です。

少人数から注文できるケータリングサービスも増えてきているので、「最低注文数の壁」もクリアしやすくなっています。

プラン4:オフィスコンビニ・置き型サービス(月額0〜5,000円)

冷蔵庫1台を設置して、サラダやサンドイッチ、ヨーグルトなどを常備するサービスです。

商品代は従業員が自分で支払い、会社は冷蔵庫の設置スペースと電気代だけを負担するタイプなら、会社のコストはほぼゼロ。一部補助を出す場合でも、月額数千円で済みます。

ただし、10人以下のオフィスだと利用頻度が低くなり、フードロスが発生しやすいという注意点があります。商品の入れ替え頻度とオフィスの利用人数をよく確認してから導入しましょう。

プラン5:組み合わせプラン(月額5,000〜10,000円)

個人的に最もおすすめなのが、複数の施策を組み合わせる方法です。

施策 頻度 月額目安(10人)
乾燥野菜スープの常備 毎日 5,000円
週1回のランチデリバリー 月4回 32,000円
合計 37,000円(1人3,700円)

平日は乾燥野菜のスープでコンビニ弁当を補完し、週1回はみんなで同じお弁当を食べる。こうすると「日常的な健康サポート」と「チームビルディング」の両方が実現できます。

予算に余裕があれば、月1回の栄養士によるランチセミナーを加えるのも効果的です。

省スペースで実現する食事環境づくり

必要な設備と費用

小規模オフィスで食事環境を整えるのに、大がかりな設備は不要です。

設備 費用目安 必要スペース
電気ケトル 3,000〜5,000円 20cm四方
小型冷蔵庫(46L程度) 15,000〜20,000円 幅45cm x 奥行50cm
電子レンジ 8,000〜15,000円 幅50cm x 奥行40cm
食品保管棚 3,000〜5,000円 幅60cm x 奥行30cm
合計 29,000〜45,000円 約1㎡

わずか1平方メートルのスペースがあれば、基本的な食事環境は整います。初期投資も3〜5万円程度で済みますよね。

レイアウトの工夫

限られたスペースを最大限に活用するためのポイントを3つ紹介します。

壁面を活用する: 壁掛けの棚やマグネット式の収納を使えば、床面積を取らずに食品やカトラリーを保管できます。

デスク兼用スペースを作る: カウンターテーブルを設置して、仕事にも食事にも使える兼用スペースにする。10人以下のオフィスなら、3〜4席分あれば十分です。

ゾーニングを意識する: 食品保管エリア・調理エリア・食事エリアを分けることで、狭くても動線がスムーズになります。

衛生管理のポイント

食品を扱う以上、衛生管理は欠かせません。小規模オフィスでも最低限守るべきルールを決めておきましょう。

  • 冷蔵庫の温度チェック(週1回)
  • 賞味期限の確認と在庫回転の管理
  • 共用スペースの清掃ルール(当番制がおすすめ)
  • 食品アレルギーの情報共有

特に食品アレルギーについては、少人数だからこそ全員の情報を把握しやすいはず。常備する食品を選ぶ際に必ず確認してください。

食事福利厚生で採用力を高めた小規模企業の事例

Webデザイン事務所D社(8名)の場合

D社は「福利厚生がないから人が来ない」という課題を抱えていました。

採用面接で「福利厚生は?」と聞かれても、「特にありません」としか答えられない。それで辞退されることが何度もあったそうです。

導入したのは、乾燥野菜のスープとドリップコーヒーの常備、週1回のランチデリバリーの組み合わせ。月額4万円ほどの投資でした。

結果、採用サイトに「食事福利厚生あり」と掲載できるようになり、応募者数が前年比で30%増加。内定承諾率も改善しています。

経営者の方は「月4万円でこれだけ採用力が変わるなら、もっと早くやればよかった」と話していました。

税理士事務所E社(5名)の場合

E社は確定申告の繁忙期に残業が続き、スタッフの食事が乱れることが課題でした。

導入したのは乾燥野菜と即席の味噌汁、おにぎりの常備。月額1万5,000円程度です。

「残業しても温かいスープが飲める」という安心感が、繁忙期のモチベーション維持に大きく貢献。離職率がゼロになったという結果も出ています。

スタートアップF社(10名)の場合

F社は資金調達直後で、優秀なエンジニアの採用が急務でした。

ただ、まだ売上が安定していない段階で高額な福利厚生を導入する余裕はありません。そこで選んだのが、食事補助チケット(月額3,500円/人)と、オフィスへの健康食品の常備を組み合わせるプランでした。

月額の会社負担は5万円弱。それでも「食事補助あり」「オフィスに健康食品完備」と打ち出せることで、大手との差別化ポイントになったそうです。

知っておきたい助成金・税制優遇

食事補助の非課税枠を活用する

先ほども触れましたが、食事補助は一定の条件を満たせば非課税扱いになります。

条件 内容
会社負担の上限 月額3,500円以内
従業員の自己負担 食事代の50%以上
現物支給の場合 食事そのものを提供(現金支給はNG)

この非課税枠を活用すれば、会社は福利厚生費として経費計上でき、従業員には所得税がかかりません。小規模企業ほど節税効果を実感しやすいポイントです。

健康経営関連の助成金

自治体によっては、健康経営に取り組む中小企業向けの助成金を用意しているところもあります。

「健康経営 助成金 ○○市(自社の所在地)」で検索してみてください。食事施策が対象になるケースもあります。

また、東京都の場合は「職場環境改善助成金」で、食事環境の整備費用の一部を補助してもらえる場合があります。

福利厚生費の経費処理のコツ

小規模企業では、経費処理のシンプルさも大切です。

乾燥野菜やスープの常備費用は「福利厚生費」として処理できます。ただし、特定の従業員だけが利用する場合は「給与」扱いになる可能性があるため、全従業員が利用できる形にしておくことがポイントです。

まとめ

10人以下の小規模オフィスでも、食事福利厚生は十分に導入できます。

むしろ少人数だからこそ、一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な対応ができるのが強みです。

最初のステップとして最もおすすめなのは、乾燥野菜のスープや味噌汁をオフィスに常備すること。初期投資ゼロ、月額数千円から始められて、保管スペースも棚一段分で済みます。

私たちAgritureでは、京都産の乾燥野菜を使ったオフィス向けパックを取り扱っています。お湯を注ぐだけで、九条ねぎの香りや聖護院大根の甘みが楽しめるスープは、毎日のランチをちょっとだけ特別なものにしてくれますよ。

「うちみたいな小さなオフィスでも使える?」というご質問も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

Q1: 10人以下のオフィスで食事福利厚生を導入するメリットは?

採用力の向上、従業員の満足度・定着率アップ、生産性の向上が主なメリットです。少人数だからこそ全員に恩恵が行き渡りやすく、投資対効果を実感しやすいのが特徴です。

Q2: 最も低予算で始められる食事福利厚生は何ですか?

乾燥野菜のスープやフリーズドライ食品の常備が最もコストが低い方法です。月額3,000〜5,000円から始められ、設備投資もほぼ不要。電気ケトルがあれば今日からでもスタートできます。

Q3: 食事補助の非課税枠はどう活用すればいいですか?

会社の負担が月額3,500円以内、かつ従業員が食事代の50%以上を自己負担する場合、食事補助は非課税になります。食事チケットや現物支給(弁当・食品の提供)が対象で、現金支給は非課税になりませんのでご注意ください。

Q4: 省スペースで食事環境を作るにはどうすればいいですか?

約1平方メートルのスペースがあれば、電気ケトル・小型冷蔵庫・電子レンジ・食品保管棚を設置できます。壁面収納やカウンターテーブルの兼用など、レイアウトの工夫で限られたスペースを有効活用しましょう。

Q5: 食事福利厚生を導入するとどれくらい採用力が上がりますか?

企業規模や業界にもよりますが、小規模企業の事例では応募者数が20〜30%増加したケースがあります。特にスタートアップでは、大手との差別化ポイントとして食事福利厚生が有効に機能しています。

Q6: 導入後にやめたくなった場合、リスクはありますか?

一度導入した福利厚生を廃止すると従業員の不満につながるリスクはあります。だからこそ、最初は低コストな施策(スープの常備など)から始めて、段階的に拡充していくアプローチがおすすめです。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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